2005年頃書いた内容のため、情報が古くなっています。近日中に加筆・修正する予定です。
現在の『藤岡弘、探検シリーズ』では、制作・著作:テレビ朝日、制作協力:ストリームズ、泉放送制作となっています。『川口浩探検シリーズ』の制作には、川口浩氏の会社である川口プロモーションも制作に参加し、後期の頃には川口浩氏はプロデューサーとしても参加していた。川口プロモーション代表取締役だった川口浩氏が亡くなったあと、昭和63年4月に解散しましたが、川口プロモーションの主要メンバーが設立発起人となり、平成元年5月に演出集団ストリームを結成。その後、会社設立登記をして、株式会社ストリームを経て、現在の株式会社ストリームズになっています。ストリームズは、『藤岡弘、探検シリーズ』の制作にも当然関わっていますし、他にも『探検シリーズ』の流れを汲む未確認生物モノや、『徳川埋蔵金大発掘』などのロマン溢れる番組の制作しています。
現在の藤岡弘、探検シリーズでは、現在ストリームズの取締役で川口浩探検シリーズ時代にアシスタント・ディレクターとして参加していた恩田光晴氏は演出を担当。川口浩探検シリーズ時代にディレクターをしていた現・ストリームズ代表取締役の川野祐司氏はプロデュサーとして参加。川口浩探検シリーズ時代に総合演出(チーフ・ディレクター)をしていた、加藤秀之氏(テレビ朝日)はチーフ・プロデューサーになっています。ジュンマ編とヅォン・ドゥー編でプロデューサーの一人であった谷村幸治氏(テレビ朝日)も、川口浩探検隊時代に番組にスタッフとして参加していたようです。
また泉放送制作ですが、この会社は設立が昭和40年なので、『川口浩探検シリーズ』初期の頃から制作に関わっていると思われます。川口浩探検シリーズからの参加している鈴木勝治氏は、現在の藤岡弘、探検シリーズでも泉放送制作のプロデューサーとして参加しています。
番組の構成作家の方はというと、『川口浩探検シリーズ』から現在の『藤岡弘、探検シリーズ』に共通して参加しているのが、椎名時夫氏です。現在の藤岡弘、探検シリーズのエンディング・テロップでは一人だけ離れて表記されていたので、チーフの作家さんだと思われます。藤岡俊幸氏はTBS『世界ふしぎ発見』のスタジオ構成や同局『徳川埋蔵金大発掘』等に参加し、テレビ東京『TVチャンピオン』の構成作家としても有名です。シマダ秀樹氏はTBS『スパスパ人間学』、『どうぶつ奇想天外』など。外山信行氏はテレビ朝日『TVのチカラ』の構成も担当しています。
『藤岡弘、探検シリーズ』では参加していませんが、『川口浩探検シリーズ』時代に椎名氏と2人で構成を担当していたのが、鵜沢茂郎氏です。現在は『TVのチカラ』の構成を担当しています。また川口浩探検隊時代には、後に直木賞を受賞した放送作家の故・景山民夫氏が参加していたという情報も。
『藤岡弘、探検シリーズ』の企画担当者が武居康仁氏(テレビ朝日編成部企画担当課長)です。この人の企画立ち上げがなかったら、探検隊が復活する事もなかったのかもしれません。ちなみに、同局『SmaSTATION』のプロデューサーなんですが、スマクリニック 1プンドックというコーナーのVTRに出てくるメガネの男の人が武居氏です。ストリームズが制作協力している『TVのチカラ』の企画も武居氏です。
私はテレビ業界人ではないので、これらの会社がどのような分担で仕事をしているか、詳しくは分かりません。詳しい方がおられましたら、情報提供をお願いします。